軍艦島に行くなら知っておくべき3つの注意点｜トイレ・船酔い・台風・冬時期の事情

世界遺産に登録されてから観光地として多くの人に注目されるようになった長崎県の『軍艦島』

当然、陸続きではない観光地のため、ちょっと注意が必要なポイントがあります。

今回の記事では、実際に軍艦島を訪れたことのある私が、軍艦島に行く際の注意点を3つ紹介します。

軍艦島はどんな場所？

軍艦島は長崎県にある小さな島で、正式名称は端島（はしま）といいます。かつては炭鉱の町として栄え人々が暮らしていましたが現在は無人島になっています。

軍艦島の名前の由来は、形状が軍艦『土佐』に似ているということで付けられたそう。確かに遠くから見るとアパートなどの建造物がどこか機械的で巨大な軍艦のように見えますね。

1890年（明治23年）から本格的に石炭の発掘が開始され採掘現場として栄えた島でした。当時は炭鉱会社が所有するアパートや集合住宅が建ち並び、日本一の人口密度を誇るほど賑わっている島だったようです。

その後、使用するエネルギーが石炭から石油へと変化した影響で炭鉱が衰退し1980年代には完全に閉鎖されました。以来、軍艦島は無人島となっています。

2015年には『日本の近代化と産業化の歴史を物語る貴重な遺跡』ということから世界遺産に登録されました。

現在は観光地として注目されるようになり、軍艦島に上陸するツアーやクルーズ船で観光する人もかなり増えていますよ。

軍艦島に行く際に注意すべきポイント3選

軍艦島に行く計画を立てているのであれば、以下の3点をあらかじめ知っておきましょう。

知っておけば対策ができるので快適に軍艦島観光を楽しめますよ。

1｜船が欠航しやすい時期がある

軍艦島へは長崎港から船で渡る必要があるため、海が荒れやすいシーズンだと欠航や上陸できない場合があります。

海が荒れると着岸することが難しくなるので、船で沖合から軍艦島をグルリと見て回るクルージングツアーになることがあるのですが、船が出港できないほど海が荒れるとクルージングすら楽しめなくなってしまうので時期選びは欠航重要と思います！

注意すべきは台風が日本近海に接近しやすくなる9月。そして冷たい北風が吹き荒れる冬のシーズンですね。

できればこれらの時期を外したスケジュールで軍艦島観光を立てるのがおすすめですよ。

2｜念のため船酔い対策を

海が荒れていなくても船酔いする人はすぐに気分が悪くなります。

船は一般的な乗り物ではないので、自分が船酔いするかどうかって分からないことが多いんですよね。船に乗って初めて船酔いしやすいことに気が付く方も多いと思います。

長崎港から軍艦島までは片道で約50分もかかるので、早くから船酔いしてしまうとせっかくの軍艦島上陸もつらい思い出になってしまいます。

とくに海が荒れ気味の時は酔い止めを所持しておく方が安心です。

3｜軍艦島にはトイレが無い

軍艦島にはトイレがありません。船には備えてありますが大型フェリーではないのでトイレの数は限られてしまいます。

上陸してしまうとガイドツアーに案内されて島内を移動するためトイレに行っている場合ではないです(笑)

軍艦島での滞在時間は限られるので長崎港から船に乗る前に済ませておくのがおすすめ。

船の中は揺れて落ち着かないですし、混み合うことも想定しておきましょう。

軍艦島へのクルーズ船をお得に予約する方法

軍艦島に行くためにはあらかじめツアーを予約する必要があります。

主に船会社が運営するツアーに参加するようになるのですが、それぞれ料金も異なります。

さらには割引クーポンが使えるツアーもあるので、ツアーの選び方はとても重要です。

下の記事では軍艦島にお得に行くことのできる方法を紹介しているのでよかったら参考にして下さいね。

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まとめ

今回の記事では軍艦島に行く際に知っておくべき注意点を3つ紹介しました。

1. 船が欠航しやすい時期がある
2. 念のため船酔い対策を
3. 軍艦島にはトイレが無い

事前に知っておけば準備ができるので、より快適に軍艦島観光が楽しめると思います。

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