【軍艦島に上陸できない】周遊のみの場合の返金対応とクルーズ船の上陸率について詳しく解説

軍艦島には長崎港から船で向かいますが、その船が軍艦島に上陸できなかった場合、料金やその時の対応がどうなるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では軍艦島に上陸できずにツアー内容が変更になった場合の対応と、クルーズ船の上陸率がどの程度なのかをまとめて紹介しています。

軍艦島に行く際には事前に知っておきたい情報なので参考にしてもらえたら嬉しいです。

軍艦島へのクルーズ船が欠航した場合の対応は？

まず、海が荒れているなどの理由からクルーズ船が出港できない場合は当然全額返金対応。

でもなかにはクルーズ船で軍艦島まで来たものの着岸することが難しく上陸できないケースもあったりします。

その際は残念ながら軍艦島への上陸はできませんが、軍艦島の周りをクルージングする『周遊クルーズ』に変更になります。

周遊クルーズに変更された場合は『上陸料の全額』と『乗船料の10％』を返金しているクルーズ会社が殆どです。規約が変わることも考えられるため、念のため利用するクルーズ会社のHPやキャンセルポリシーなどはチェックしておくと安心ですよ。

軍艦島へのクルーズ船が欠航しやすい時期

クルーズ船が欠航する主な理由は波の高さや風の強さによるものが殆ど。

傾向としては台風の発生数と日本への接近数が多い9月と、冷たい季節風が吹き荒れる冬時期は欠航するリスクが高いと言えますね。

軍艦島への上陸は長崎市の条例や船会社で判断基準を設けているため、一見大丈夫そうに思える状況でも安全を見て上陸を断念するケースもあります。

確実に上陸できる時期というものは無いですが、欠航しやすいシーズンはあるのでできれば軍艦島観光をする時期を選定するのがおすすめです。

上陸できないと判断される基準

軍艦島に上陸する際には桟橋に船を着岸させて乗客を乗り降りさせる必要があります。

状況が悪いと桟橋に着けることができなかったり、乗下船する際に危険が伴うと判断される場合は『上陸不可』と判断されます。

基本的なルールとしては以下のように決められているそう。

安全に下船できないと船長が判断するときも軍艦島への上陸はできなくなります。

軍艦島クルーズ船の上陸率について

軍艦島へのクルーズ船はいくつもありますが、その中で上陸率を公開している会社のデータをご紹介します。

一般的に軍艦島への上陸率は平均すると70～80％程度と言われていて、海が穏やかになることの多い春から秋にかけては上陸率が安定します。

ちなみに2023年2月の上陸率は70％程度とのデータがあり、海が荒れやすい真冬の時期でも7割上陸できるのであれば比較的上陸する確率は高めだと言えますよね。

軍艦島クルーズがお得になる予約方法

石炭をエネルギーとして使用していた時代の歴史に触れることのできる軍艦島ツアーですが、予約の方法とおすすめの船会社を以下の記事で紹介しているのでぜひ参考にして下さい。

あわせて読みたい

【2023年最新】軍艦島クルーズツアーの各社比較｜実際に比較して一番安い方法を紹介 皆さんは長崎の世界遺産【軍艦島】には行かれましたか？ 【軍艦島】はその地下から良質な製鉄用原料炭が採取されていた海底炭鉱のある島。 炭鉱労働者とその家族が生活…

お得かつ上陸率が比較的安定しているクルーズ会社を選ぶようにしましょう。

まとめ

今回は軍艦島クルーズ船が上陸できない場合の返金などの対応と、上陸できない理由と上陸率について解説しました。

上陸できなかった際はどのような対応になるのかを知っておくと安心できますよね。

下の記事も軍艦島を観光するなら事前に知っておいた方が良い3つのポイントを紹介しています。ぜひこちらの記事も合わせてチェックしてみて下さい。

あわせて読みたい

軍艦島に行くなら知っておくべき3つの注意点｜トイレ・船酔い・台風・冬時期の事情 世界遺産に登録されてから観光地として多くの人に注目されるようになった長崎県の『軍艦島』 当然、陸続きではない観光地のため、ちょっと注意が必要なポイントがありま…