黒酢発祥の地で料理と絶景が楽しめる【坂元のくろず「壺畑」レストラン】をレビュー

鹿児島と言えば『黒酢』でも有名ですよね。鹿児島県は黒酢の発祥の地とも言われています。

先日、鹿児島県霧島市にある【坂元のくろず「壺畑」レストラン】に行ってみたのでお店の様子や料理の味わいなどを紹介していきます。

鹿児島空港に比較的近いため霧島観光の途中に立ち寄るのもおすすめですよ。

鹿児島旅行を楽しむためにモデルとなる観光コースを紹介しているので興味のある方はこちらも読んでみて下さいね。

鹿児島県の黒酢の歴史

鹿児島県は黒酢発祥の地と呼ばれていて、なかでも特に霧島市福山町の『壺づくり純米黒酢』が有名です。

鹿児島県の黒酢の歴史は江戸時代後期に始まります。当時、霧島市福山町は貿易港として栄えており、中国や朝鮮半島から壺が輸入されました。

その壺を使って米酢を造るようになったのですが、長く熟成させる間に米酢の色が黒くなっていることを知ったのがきっかけとなり、1975年に坂元醸造の坂元昭夫さんがこの黒い米酢を「くろず」と名付けたそうです。

鹿児島の黒酢の特徴は？

鹿児島の黒酢の特徴は米麹と蒸米・地下水のみで仕込まれた天然米酢である点。

壺の中で1～3年ものあいだ発酵熟成させることで黒くなり、それと比例して風味やコクも増していきます。また多くの栄養成分を含んでいることも特徴と言われていますよ。

坂元のくろず「壺畑」の施設紹介

坂元のくろず「壺畑」レストランは鹿児島県霧島市福山町の高台にあります。桜島も臨めるとても見晴らしの良い場所ですよ。

オシャレな建物がありますが、ここが入口になります。

入口は2階にあって、建物に入るとすぐにエレベータで下の階に降りるようになります。

下の階に降りると『坂元醸造くろず情報館』と『坂元醸造のショップ』があり、黒酢の歴史や製法について学べる資料が展示されています。

ショップでは、黒酢を使ったソフトクリームやソーダを注文できるので、食事しなくても立ち寄っていくのもアリだと思います。

実際ソフトクリームだけを買って帰る方もいましたよ。黒酢のソフトクリームって興味そそられませんか？

坂元のくろず「壺畑」レストラン

情報館の奥からは一旦屋外に出ます。中庭に出たような感覚ですね。

桜島が背景に見える風景を楽しみつつ一本道の先に繋がる建物まで歩きます。先の建物がレストランになります。

レストラン内部は解放感があってとても綺麗、スタッフの方の対応も感じが良かったです。

遮るものの少ない高台にあるので、広い青空と桜島そして目の前に広がる壺の風景がとても特別感があって素敵でしたよ。

大人数用の大きめのテーブル席と個人用の席がありました。

私は少し早い時間に入ったので最初は他のお客さんがいなかったのですが、昼を過ぎると次々と来店していた印象ですね。少し早めに入るとゆっくりできるかもしれませｎ。

レストランで調理されているものは基本的に『黒酢』が使われています。

坂元のくろず「壺畑」レストランの料理

料理は黒酢の風味が効いていて身体に染みる優しい味わい。でも味付けはしっかりしているのでどの料理も美味しくいただけました。

肉や魚ばかりでなくバランスの良い食事が黒酢のお陰で食べやすく、よりヘルシーに食べられますよ。

雰囲気や眺望も素晴らしかったので私としてはとっても満足(笑)

坂元のくろず「壺畑」の口コミ事例

『トリップアドバイザー』と『じゃらん』からの口コミを調べてみたので紹介しておきます。

• 「黒酢の工場見学ができます。壺畑は圧巻です。レストランでは黒酢を使った料理が食べられます。黒酢あんかけ焼きそばが美味しかったです」
• 「黒酢の歴史や作り方などを学べる情報館です。壺畑は見応えがあります。お土産に黒酢やドレッシングなどを買いました。レストランもありますが、混雑していました」
• 「黒酢の製造過程や効能などを知ることができる施設です。壺畑は迫力があります。レストランでは黒酢を使った中華料理が楽しめます。特に黒酢豚肉の甘酢炒めがおすすめです

見ごたえのある『壺畑』のほか、黒酢を使った「あんかけ焼きそば」や「黒酢豚肉の甘酢炒め」などが定評があるようです。

坂元のくろず「壺畑」の営業情報

• 営業時間：9時～17時（無休）
• 住所：鹿児島県霧島市福山町福山3075
• 電話番号：0120-707-380
• 入場料：無料（団体様は要予約）
• レストラン内　無料Wi-Fi完備

坂元のくろず「壺畑」レストランへのアクセス