【屋久島で一番大きな公園】健康の森公園＆周辺スポット紹介｜滝之川の一枚岩・トロッコ発着所

観光で屋久島を訪れている方の中には小さなお子さんと広々と遊べる公園や早朝からジョギングを楽しめるスポットを探している方もいるのではないでしょうか。

屋久島は山ばかりの島なので平坦な場所がとても少なく、遠くまで見渡せるような広々とした公園はとても貴重なんです。

今回はそんな広々とした公園を利用したいと思っている方の為に、安房にある『健康の森公園』と散策ついでに立ち寄れる
その周囲スポットを紹介したいと思います。

屋久島で一番大きな公園【健康の森公園】

健康の森公園は広大な『芝生の広場』が敷地面積のほとんどを占めています。
その他にはテニスコートや400m×8レーン 全天候型の陸上競技場なども備わっていて、みんなで運動を楽しむ島民の姿が
多く見られます。園内はこまめに整備されていていつ来ても良い状態が保たれていますよ♪

広い敷地で視界を遮る高い建物や木も無いので、遠くの山々を見渡せたり海を臨むこともできて景色も楽しむことができます公園内には遊歩道も設置されているので、その遊歩道に沿って広い園内をウォーキングしている方も多いです。

『子供用の遊具』はほとんどありませんが、唯一滑り台だけが公園の真ん中あたりに設置されているので、
小さなお子さんを連れて遊びに来るのも良いと思います。

東屋もあちこちに設けられているのでお弁当を持ってきて、青空の下 この公園で食べるのも良いですね。

これだけの敷地面積のある公園であれば、本土ならいつ行っても人が混み合う人気の公園ですよね？

ところが『健康の森公園』は利用する人が少なくほぼ貸切状態で利用できるんです。

広大な公園を独り占めできるので、とても静かで開放的な気持ちになるおすすめの場所です。

利用時間にも制限が無く早朝のランニングやウォーキングも楽しめますよ(^^♪

滝之川の一枚岩

健康の森陸上競技場の脇にあるスポットです。

車で行く場合には陸上競技場の駐車場に車を停めればスグ行くことができます。

陸上競技場前の道路脇に看板が設置されています。この小道を入れば『滝之川の一枚岩』があります。
案内看板から徒歩1～2分で到着なので気軽に立ち寄れます。

このスポットには平べったい大きな一枚岩が広がっています。その一枚岩の中を滝之川が静かに流れている光景が
とても涼しげです。暑い夏には冷たい小川で子供たちが遊んでいることもあります(^^)/

平らな大岩と水が流れる風景の中でポツンと人が立っている写真や座禅を組んでいる写真など、趣向を凝らした写真が
撮影されている場所でもあります。アイディア次第で面白い写真が撮れると思うので楽しんでみてください。

雨が降った後は滝之川の水量が増えるので、川の水が一枚岩の表面を走るようになるので、
また違った風景が楽しめます。

『滝之川の一枚岩』は屋久島の海岸線にも見られる『堆積岩』と同じものです。
４０００万年前に海の底の海溝に堆積していた泥や砂が海洋プレートの移動によって陸地に押しつけられて
できたものだと言われています。

真夏でも日陰なので涼しくて過ごしやすい場所です。

トロッコ発着所

縄文杉コースを歩く上で見どころの1つともいえる『トロッコ道』ですが、そのスタート地点は安房にあるんです。
大正12（1923）年に完成し小杉谷・石塚と安房をつなぐ唯一の交通機関として活躍してきました。

屋久杉の伐採搬出を行っていない今でもトロッコは現役で動いていて、登山道にあるトイレの維持管理や物資の
運搬などに利用されています。

このトロッコ道が縄文杉につながっていると思うとワクワクしませんか？
トロッコに乗って縄文杉コースまで行けたら良いのに～と思ったりもしますが、見られるのはトロッコ道の発着地点だけ
残念ながら構内には入ることができません(^^)/

『トロッコ発着所』は山間地と産業振興と生活を支えた森林鉄道の歩みを物語る近代化産業遺産群として
平成21（2009）年2月23日に国の近代化産業遺産に認定されました。

タイミングが合えば実際に動いているトロッコを見る事もできるので、興味のあるかたは足を運んでみて下さい。
【松峰大橋】の傍にもトロッコ道が続いているので　この場所でもトロッコでの作業を見ることが出来ます。

健康の森公園へのアクセスと周辺スポット案内