屋久島の美しい夕日スポット6選｜日没だけ見えるアレの解説

島の東側から西側まで、車で1時間とかからない屋久島。

せっかく来たなら「東シナ海にしずんでいく綺麗な夕日を見たい！」と考える方もいると思います。

当宿のお客様からも、よく夕日が見られる場所について聞かれることが多いです。

そこでこの記事では、大海原に沈んでいく夕日をゆっくりと眺めることのできる、屋久島の夕日スポットをご紹介します。

屋久島の自然の中で波の音を聞きながら、ただ沈みゆく夕日をただ眺める・・。そんなロマンチックな時間を過ごすのも旅の楽しみ方の一つと思います。

夕日が綺麗に見えるベストシーズン

「夕日が綺麗に見えるシーズンはいつなんだろう？」

このような疑問を持つ方も居ると思います。

たしかに、海の上に雲が多すぎると日没する瞬間まで見ることができないので、できれば海上の雲が少ないタイミングが良いですよね。

とはいえ夕日が綺麗に見えるかどうかは結局のところ天気次第。

どうしても運の要素が強いのですが、
それでも海上の雲が少ない季節があります。

それは冬シーズン。

理由は、海水温が低く発生する雲の量が少ないからですね。

とくに冬は、島の南側の方が快晴になりやすいので、日没の瞬間まで見ることができる確率が結構高いです。

日没時刻の月別目安

季節によって日没時刻は変わります。下に各月ごとのおおよその日没目安をまとめました。

この時刻は太陽が水平線に完全に落ちる時刻になるので、夕日を見るのであれば遅くとも40～50分前には夕日スポットに到着しておいた方がベターです。

西の空が赤く染まり変化していく風景を楽しむことができますよ。

また、夏と冬では太陽の軌道が違うので日没場所が違うのもポイント。

夏場は、より西に落ちるので島の西側（左側）まで行かないと日没を見ることはできませんが、冬は西側まで行かずに日没を楽しむことができます。

そのため冬だと、尾之間にある【サマナホテル】の温泉からも夕日を眺めることができますよ。日帰り温泉としても使えるので日没時刻に合わせて利用するのもおすすめです。

太陽が水平線に落ちた後でも３０分くらいは明るいですが、少しずつ空の配色を変えながら次第に暗くなっていきます。この変化をゆっくり眺めるのも贅沢なひと時。

日没タイムだけ見える○○を紹介

日没の時刻が近づくと、昼間には見えなかったものが水平線上に浮かび上がってきます。

それは、近隣の島々。

屋久島の南西方向にはトカラ列島がありますが、夕日が沈む時間帯になると西からの日差しに照らされて【口之島】や【中之島】のシルエットがくっきりと見えてくるんです。

すぐお隣の【種子島】は距離が近いので昼間でも見えますが、トカラ列島の島々は昼間だと見つけることは難しいので、夕刻限定のちょっと珍しい景色だといえますね。

夕日を見に行く際は、ぜひ水平線に浮かぶ島々にも注目してみてください。Googleマップで島の位置を確認すると見つけやすいですよ。

屋久島の夕日スポット6選