屋久島にしかいない動物を紹介｜猿・鹿以外にも固有種がいっぱい！

屋久島には、この島でしか見られない貴重な生き物がたくさん生息しています。

ヤクサルやヤクシカは有名ですが、意外と知られていない屋久島の固有種も生息しているんです。

この記事では屋久島に生息している珍しい生き物を紹介しています。

見つけたら、そっと見守ってあげて下さいね。

屋久島の固有種動物【哺乳類】

屋久島固有種の哺乳類は全部で４種います。

①ヤクシカ

ヤクシカは屋久島の全域に生息しているのでドライブやトレッキングの途中で出会うことも多いと思います。

本土で見られるシカに比べると小型で足が短いことが特徴です。

西部林道に行けば必ず姿が見られるので、ゆっくりヤクシカの姿を見たい方は西部林道を観光コースに組み込みましょう。

ただ、夜は道路に飛び出してくる可能性があるので夜間のドライブ中は注意した方が良いですよ。

②ヤクサル

ヤクサルは屋久島固有のニホンザル。

ヤクシカと同様に本土のニホンザルと比べて小型です。

出産期である春～夏にかけては子猿を抱っこする姿が見られるかもしれません。

基本的に危害を与えてくることは無いので安心して大丈夫です。一定の距離をとりながら観察しましょう。

もちろん人間の食べ物を与えるのはNGですよ

③ヤクシマジネズミ

名前に『ネズミ』が付きますが、目が退化しているモグラに近い仲間です。

なので明るい場所で見かける機会はなかなか無い動物と言えますが、森の中で遭遇する可能性は十分あります。

④ヤクシマヒメネズミ

見かける機会こそ少ないですが、トレッキング中に見かけることもあるので遭遇できたらラッキーです。

屋久島の固有種動物【哺乳類以外】

①ヤクヤモリ

夜、民家の外灯の周りを見るとヤクヤモリを見つけることができます。

よく見ると目がとっても可愛らしいです。

②ヤクシマタゴガエル

本州・四国・九州に生息しているタゴガエルのヤクシマ固有亜種になります。

屋久島の標高1800ｍあたりまでの山地や森に生息しているカエルです。

2015年に環境省の純絶滅危惧種に指定されている貴重な生き物。

③ヤクシマオニクワガタ

屋久島にだけ生息する固有種のクワガタです。

④ヤクシマサワガニ

発見されたのが2000年という最近発見された固有種のカニです。

見た目は普通のサワガニとそっくりですが、ヤクシマサワガニの特徴として体に斑点があることで見分けます。

通常のサワガニが標高1000ｍ未満の川に生息するのに対して、ヤクシマサワガニは標高700ｍより高いところで見られるので標高の違いでも見分けることが可能です。

屋久島に危険生物はいる？

屋久島には熊やハブといった、メチャクチャ危険な動物はいません。

とはいえ自然豊かな屋久島なので注意しておくべき生き物はいるので事前に知っておくことが大切です。

詳しくは下の記事でまとめているのでぜひ参考にしてください👇

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