屋久島の南東部「安房集落」にある春田浜海水浴場は、地元の方も夏になると海遊びに来る
島民にも人気の海水浴スポットです。
春田浜海水浴場の特徴は以下の2つ
春田浜海水浴場の特徴
① 砂浜ではないので海というよりプール
② 周囲でタイドプールが楽しめる
春田浜海水浴場は他の海水浴場とは違い、白い砂浜が広がるビーチではなく自然の岩場を利用した『天然のプール』という言葉がピッタリの海水浴場です。
またタイドプールも広がっているので、海に入らなくても海の生き物を探したりしながら楽しめるスポットでもあります。
そんな春田浜海水浴場を今回は紹介したいと思います。
屋久島の海水浴シーズンや屋久島の海の特徴・注意点など詳しく知りたい方はコチラ

春田浜海水浴場の場所
春田浜海水浴場があるのは、安房市街地から車で5分ほどの場所。
安房川にかかる安房大橋を渡ってすぐの信号を左折ししばらく道なりに走ると見えてきます。
駐車場は10台以上停められるので、駐車スペースがいっぱいになることは殆どありません。

春田浜海水浴場の駐車場脇には小川が流れていて、4月下旬から5月頃になると、この川ではホタルの姿が見られるようになります。
春田浜海水浴場の施設紹介

春田浜海水浴場は特に大きな施設がある訳でもなく、更衣室とトイレが備わっている建物の他は日よけの為に作られた屋根付きの建造物のみ。
左にある『やぐら』は夏シーズンだけ配備される海水浴場の監視員さんが立つ監視塔になります。そこから皆さんの安全を見守ります!

更衣室は全て無料で使えて好きな時に勝手に使って良いシンプルなシステム。
夏休みシーズンでも食べ物の販売とかは無いので、飲み物や食べ物は持参しましょう。

そしてこのプール、潮の満ち引きで水深は変わるものの基本深いです。
入水ポイントは階段になっているので優しいですが、水に入ると急深なので小さなお子さんは絶対に
浮き輪やライフジャケットなどの浮力体を準備したほうが良いです。

小さなお子様連れの場合は潮が引いている時を狙って、周囲のタイドプールで遊ぶのがおすすめ。
駐車場の目の前に広がる海も潮が引くと丁度よい潮だまりにになります。
≫潮見表

メインのプールの外周には潮だまりや海溝がいくつもあるので、潮が満ちると外海と繋がっている上の写真のような海溝から小魚が入り込んできます。
海水浴のオフシーズンには地元の『おばあ』がプールで魚釣りをしている事が時々があります(笑)
それだけ小魚が入ってくるということですよね(^^♪

潮だまりには色々な生き物が住んでいるので、それを見つけて遊ぶのも楽しみの1つ。外周のタイドプールを見て回るだけでも面白いですよ。
春田浜海水浴場の注意事項

春田浜海水浴場で掲げている注意事項は以下の通り。事前に確認しておきましょう。
- 岩礁はとても滑りやすく、潮だまりや外海は急激に深くなっているところがあるので注意する
- 子供たちだけでは泳がないようにする(保護者同伴)
- キャンプ・飲酒・飲酒後の遊泳は禁止
- ゴミなどは持ち帰り、海岸・トイレ・施設などを汚さない
- 遊泳期間中は監視員の指示に従い安全に利用する
- 植物採集は禁止
他に気を付けたいのが外海には絶対に出ないこと!外側の海は水深も海流のスピードも内側の海とは全く別モノなので要注意です。
春田浜海水浴場は岩場が多いので滑る場所も多いです。滑って転倒したり、岩に付着している貝殻で足を切ってしまうことも多いので滑りにくいウォーターシューズなどを履くことをおすすめします。
まとめ
今回は春田浜海水浴場の紹介でした。
屋久島には他にも北部のある『一湊海水浴場』と南西部にある『栗生海水浴場』2つの海水浴場があります。この2つは綺麗なビーチが広がる海水浴場です。
どの海水浴場も駐車場・シャワー・更衣室などが整備されていて無料で利用できます。
海の水の透明度はどの場所でも高く、本土のように込み合うこともない屋久島の海水浴場に是非足を運んでみて下さい。
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