縄文杉と白谷雲水狭 1つ選ぶならどっちがおすすめ？｜違いや見どころを比較検証

• 縄文杉と白谷雲水狭どちらのコースがおすすめ？
• それぞれの見どころについて知りたい
• どんな人におすすめなの？

このように考えている方は意外と多いのではないでしょうか。

『縄文杉コース』と『白谷雲水狭』は屋久島で人気のあるトレッキングコースなので、どちらにチャレンジすべきか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、縄文杉コースと白谷雲水狭のコース情報や見どころなどをまとめてみました。

この記事を読むことで、どちらのコースが自分に合っているのかが分かるので最後まで、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

「縄文杉」と「白谷雲水狭」1つだけ選ぶ際の考え方

『縄文杉コース』と『白谷雲水狭』は屋久島を代表する2つの人気トレッキングコースですが、コース難易度が大きく違います。

縄文杉コースは往復10時間もかかるロングコース、対する白谷雲水狭は太鼓岩まで行っても往復5時間で済みます。

• 小さなお子様連れ
• 足や腰を痛めている方
• 体力に自信の無い方

とくにこのような方は縄文杉コースは厳しいので、白谷雲水狭を選ぶようにしましょう。

縄文杉コースと白谷雲水狭の違い比較

それではここからは、縄文杉コースと白谷雲水狭のどちらかを選ぶために参考になる情報をまとめて紹介していきます。

自分に合うと思える特徴を見つけて下さいね。

①料金・コース種類・アクセス

②見どころスポットの違い

• 縄文杉コース
• 白谷雲水狭

見どころ	簡単解説
トロッコ道	伐採した屋久杉の搬出に使用していたトロッコ道に沿って歩きます
小杉谷集落跡地	林業のために国策で作られた集落の跡地
三代杉	伐採された切り株の上に３代目になる杉が育っています
ウィルソン株	株の中から上を見上げるとハートマークが見えるパワースポット
大王杉	樹齢3000年の見応えある屋久杉です
夫婦杉	2本の屋久杉の横枝が繋がっている珍しい屋久杉
縄文杉	屋久島で最大と言われる屋久杉

見どころ	簡単解説
美しい渓流風景	原生林の中を流れる白谷川の美しい風景が楽しめます
数多くの屋久杉	白谷雲水狭では沢山の屋久杉が見られます（下記参照）
苔むす森	苔にあたり一面覆われた神秘的な森です
太鼓岩	屋久島屈指の絶景スポット

【白谷雲水狭で見られる屋久杉】

• 弥生杉
• くぐり杉
• シカの宿
• 七本杉
• 武家杉・公家杉
• かみなりおんじ
• 女神杉
• 二代くぐり杉
• 奉行杉
• 三本槍杉
• びびんこ杉
• 三本足杉
• 二代王杉

縄文杉コースと白谷雲水狭

どちらのコースでも名のある屋久杉を幾つも見ることができるので見応え的には満足すること間違い無いのですが、最終的には自身が行きたいコースを選ぶようになると思います。

私の考えとしては以下の様な切り口でコース選びするのがいいのでは？と思っているのでよかったら参考にして下さい。

1. 体力的に大丈夫か
2. 小さなお子様連れ
3. どんなペースで屋久島の森を堪能したいか
4. 今回の旅行で他に楽しみたいことはないか

1｜体力的に大丈夫か

縄文杉を見るためには往復10時間もかかる長いトレッキングコースを歩かなければいけません、縄文杉を見ずに引き返したとしても夕方の登山バスが来るまでの間【荒川登山口】で待つようになります。（タクシーを呼ぶこともできますが料金が高いです）

体力が心配という方やケガをしている方などは無理をせずに白谷雲水狭コースを選択するのが良いと思います。

2｜小さなお子様連れ

私が以前縄文杉を見に行った際、小さなお子さんを背負って縄文杉を目指している家族を見かけました。

レンタルショップで借りられる【背負子】を使っていましたが、お父さんは顔が真っ赤でかなり辛そうに見えたことを覚えています。

一緒に縄文杉を見に行きたいと思う気持ちは分かりますが、小学生に上がり自分の足で歩いたり走ったりできるようになってからチャレンジする方が安心と思います。

小さなお子様と一緒の場合は白谷雲水狭やヤクスギランドを散策するのがおすすめです。

3｜どんなペースで屋久島の森を堪能したいかどうか

縄文杉コースは往復10時間かかるうえ帰りのバス時刻も決まっています。

なのでウィルソン株や縄文杉などの目的スポットを目指してひた歩く人が多いです、帰りの時間もあるので少し急ぎたくなる気持ちも分かりますよね。

屋久島の森をゆっくりと堪能したいのであれば白谷雲水狭の方がおすすめかと私個人としては思います。

静かな白谷の森で巨大な屋久杉を眺めながらゆっくり休憩する時間をとるのも素敵な時間の使い方です。

4｜今回の旅行で他に楽しみたいことはないか

縄文杉コースは早朝出発で帰りは必ず夕方。丸一日のトレッキングコースです。

対して白谷雲水狭の場合は往復5時間。早朝から出発するとお昼頃に下山することができます。

そのため白谷雲水狭から下山した後でも島内ドライブをしたり、海水浴を楽しむ時間をとることが可能です。

もしトレッキング以外にも屋久島でやりたいことがあるのなら、白谷雲水狭を選ぶことで楽しむ時間を作ることができます。

【ガイドをつけること推奨】縄文杉と白谷雲水狭を一度に両方楽しむ方法

ここまで縄文杉と白谷雲水狭のどちらか一方を選ぶ考え方を紹介しましたが、実は一度にで両方のコースをまわる方法があるので紹介しておきます。

ただ、超ハードなコースなので行く場合はトレッキングガイドをつけて行くようにしましょう。

縄文杉と白谷雲水狭を一度に見るコースの紹介

1日で『縄文杉』と『白谷雲水狭』の両方を踏破するコースは体力に自信のある方だけにおすすめします。

白谷雲水狭と縄文杉コースを丸1日かけて歩くので、かなりハードなコースだと覚悟して挑んでくださいね💦

スタートから下山までにおおよそ12時間もかかりますが、『苔むす森』『太鼓岩』『ウィルソン株』『縄文杉』などの見どころスポットは全部見る事ができます。

このコースは適正なペース配分が必要なうえ、人の少ないマイナーコースも通るので『トレッキングガイド』を依頼するようにしましょう。

詳しくは▶縄文杉と白谷雲水狭を1日でまわる方法≫で解説しているので参考にして下さい。

まとめ｜縄文杉と白谷雲水狭どちらがいいか

今回は縄文杉コースと白谷雲水狭のどちらがおすすめなのかを解説しました。

どちらのコースも屋久島の自然がダイレクトに感じられて魅力的な場所です。一方だけを選ぶのは迷ってしまいますよね。

私の考えも含めて解説させていただきました。参考になれば幸いです。